東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案を審議する県議会臨時会 知事と自民党は慎重姿勢 18日採決へ


東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非を問う県民投票条例案を審議する新潟県議会臨時会が16日から始まった。質疑に対し、花角英世知事は「賛成または反対の二者択一の選択肢では、県民の多様な意見を把握できないことから、その効果は限定的と考える」と慎重な姿勢を繰り返した。この日は、県議会最大会派の自民党など3会派が代表質問に立った。自民は「実施には慎重を期すべき」と知事に同調した一方、野党系会派は「県民の意見を聞く有効な方法」と強調。条例案は17日まで質疑が続き、会期最終日の18日に採決する。
(全文1134字 4月17日紙面掲載)