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柏崎劇研が故小熊代表しのび上演へ
柏崎演劇研究会(長井満代表)が11月1日、市民会館大ホールで、「小熊哲哉の作品を見る会」を開く。故小熊代表の13回忌を記念したもので、県生涯学習フェスティバル参加公演。同館の30周年協賛行事の一環になる。
故小熊代表は昭和20年12月に発足した同劇研の生みの親。演劇活動の長い歴史を支えると共に、柏崎の文化史に大きな足跡を残し、61年1月に死去した。「見る会」では生涯学習のパイオニアである故人の書き下ろし作品を上演して業績をしのぶ。
作品は「喪服の女」(一幕、笑劇)。父親の遺産をめぐって、喪服の陰に隠された人間臭い葛藤(かっとう)を独特の皮肉、ユーモアで描く。キャストは女性ばかり6人という異色の作品だ。上演時間は約50分。
併せて、長井代表の作品「山脈(やまなみ)」(一幕)。過疎の村を舞台に、老夫婦と都会にいる息子夫婦を通し、現代の高齢社会を考える。上演時間は約40分。キャストは11人。この中には、市教委が行った小学生のための演劇教室に参加した3人も含まれた。
開演は午後2時。長井代表は「生涯学習時代を迎え、故小熊代表の生き方が認められるようになった。2つの作品を並行して練習するのはなかなか大変だったが、いよいよ本番だ。ぜひたくさんの人からユーモアと、どちらかというとシリアスの対照的な作品を見ていただきたい」と話した。
(1998/10/26)
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