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国の経済対策として市が発行する地域振興券(商品券・額面1,000円)のデザインが、柏崎を象徴する米山と米山大橋・日本海に決まった。また、対象者への券の交付は3月21日の日曜日(春分の日)に市内25会場で一斉に行うことになった。
柏崎の地域振興券の印刷は、市内印刷業者の協同組合「柏印会」に発注したことから、同組合で考案した約10件のデザインを市で2回にわたって絞りこんで決定した。緑の山、赤い橋、青い海の色でカラフルに仕上げる。
海の波に「KASHIWAZAKI」という小さい文字をびっしり並べ、細かい曲線模様も配して複雑にするほか、市章の透かしや通し番号、コピーすると一部色が再現できない工夫などで偽造防止を図る。障害者のために浮き出しを入れ、これも偽造防止策を兼ねるという。
市内交付対象者は、15歳以下の子供がいる世帯主や老齢福祉年金などの受給者で、市内では当初の推計をやや下回って約23,000人。対象の子供やお年寄り1人2万円で、総額4億6,000万円となる。券の有効期限は9月20日までの半年間。
3月21日の交付は市役所やコミュニティセンターを使い、25会場あわせて市職員約百人を動員して対応する。当日受け取りに来れなかった場合は、23日から26日まで市役所ロビーで交付する。これら交付方法などは3月10日ごろ、はがきで対象者に通知する予定だ。
一方、1月11日から今月10日まで行われている券の取扱事業者の登録は1月末までで約800件に達しているが、市では、券を使える業者が増えるよう引き続き登録を呼び掛けていくことにしている。問い合わせは市商工観光課へ。
(1999/ 2/ 2)
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