
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
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好天に恵まれたえんま市は初日の14日、約8万3100人の人出でにぎわった。市露店管理委員会(事務局・市商工観光課)によると、一般露店は514店、植木は65店で、昨年より1店少ない579店だった。
露店は瀬戸物7店、金魚3店で昨年と同数。植木は4店増え、一般露店が5店減った。初日は月曜日だったが、雨にたたられた昨年の日曜日と比べ、約3700人多かった。新潟地方気象台によると、15日は曇り、最終日は曇りところにより一時雨の予報だ。
えんま市点描
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近年えんま市で主流のくじの店の目玉景品は、アメリカ、カナダでヒットした「ファービー人形」。音声学習機能付きのぬいぐるみで、5月末に全国発売され、デパートなどに行列ができた商品だ。定価は3980円なり。
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ビニール人形は今年もキャラクターものが人気。ドラえもんなどの「ダッコちゃん」タイプは、中年以上には懐かしいかも。
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ぬいぐるみ、ビニール人形では「たれぱんだ」がえんま市本格デビュー。けだるい表情が長い人気のキャラクターで、文具からタオル、ハンカチまでさまざま。
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近年、広島風お好み焼きがすっかり定着し、従来型はちょっぴり影をひそめた。広島型はますますボリュームアップか。
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カステラはアニメで人気のピカチュウ、アンパンマンなどの形が人気を呼んだ。伝統のチョコバナナは、「ジャンケンで勝てば2本、負けか、あいこで1本」の新商法で対抗。
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健康ブームにあやかり、「キャラクター・スペシャルドリンク」と銘打ったシロップ・ジュース(カルピスも)。ピカチュウ、ドラえもんを形どった青、黄のボトルが売りで、後々まで使える合理性に中学生のスポーツ少年少女に人気。
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もう3カ月早ければ、爆発的な人気を集めたであろう「だんご3兄弟」人形。流行の移り変わりの早さにちょっぴりうらめしそう。
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ボリュームたっぷり「ゆずだんご」は、やはり3兄弟。
オムそば。焼きそばを薄卵焼きでくるんだオムレツ焼きそばだ。半熟の卵焼きがポイントで、老若男女の列ができていた。
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薄焼きせんべいに自由に落書き──の「らくがきせんべい」に真剣な大人も。力作への愛着から食べずにおくと、しけるかも。
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「レインボーアイス」をうたう6色アイスは、コーンに盛りつける手さばきが売り物。
柏崎の伝統行事「えんま市」が14日の日曜日から始まった。市露店管理委員会(事務局・市商工観光課)の調べによると、今年の露店出店数は580店、初日の人出は79,409人だった。露店数は過去最高だった昨年の606店に比べ26店減ったが、一昨年の571店を超えた。一方、人出の方は、雨模様の天候で、例年の日曜日に比べて人出は若干落ちたが、雨の合間を縫って大勢の家族連れが市(いち)を楽しんでいた。
今年は、サーカスなどの特別な催しもなく、例年通り、食べ物とクジの店が多い。その中で毎年いくつかの新商品が登場するのがえんま市での楽しみの一つとなっており、今年は「天使の羽根」が子どもたちの人気を集めていた。
一般の露店によるえんま市は16日までだが、瀬戸物と植木は17日まで。
(1999/ 6/15)
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