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柏崎地域介護・看護システム推進会議(会長=阿部俊幸・柏崎保健所長。事務局=同保健所、柏崎地域福祉センター)が在宅介護マンパワー養成研修会を開くことになり、受講希望の申し込みを受け付けていたところ、当初予定した定員の6倍近くもの応募が寄せられた。このため25日には、市内三和町の柏崎総合庁舎で抽選を行うなど、介護保険制度の来年度実施を控え、大きな関心を集めた。
同研修会は同制度準備のための講座として事業設定されている。ホームヘルパーになりたい人、高齢者福祉・在宅介護に関心のある人などを対象に、ホームヘルプサービスに必要な基礎知識・技術の修得を目指す。また、この受講によってホームヘルパー3級課程も取得出来る。同会議では今年、当初は定員50人で受講を呼び掛けていた。
締め切りまでの応募数は289人で、このうち市内が約7割に当たる206人。刈羽郡内が55人、その他の地域が28人。男女別では男性が37人、女性が252人。年齢別では50歳以上が103人、40歳以上が98人、同以下が86人など。ホームヘルパー従事希望の有無では213人が希望していた。
同研修会は一昨年から開かれ、この年は28人、昨年は83人の応募があったものの、今回のようなことは初めて。応募数の多さに、何とか最大限の受け入れをしたいとして、同会議では実習受け入れ先などの協力を得て、定員をさらに10人増やし、60人にした。しかしまだ、定員をはるかに超える状況に、同会議では「来年度実施の介護保険を前にして、住民の関心が高まっていることや、直接仕事に就きたいという人、お年寄りを世話していて正しい知識を得たいという人たちが応募したものと思う。いずれにしても学習意欲の高さを示している」との見方だ。
この日は同保健所、同センターの2人の職員が立ち会う中で、伊平辰栄・同センター所長がぎっしり詰まった抽選箱から厳正に、はがきを1枚1枚引いていった。この結果は今月中に、応募者全員に返信用はがきで通知されるという。
(1999/ 6/26)
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