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常盤高校の校歌、カンタータ『良寛と貞心』の作詞者である詩人の故中村千栄子さん(市内駅前一出身)をしのんで、その詩作によるリサイタルが、11月11日夜、東京で開かれる。カンタータ上演の際に良寛役だった歌手の持田篤さん(市内北条出身)が、故人の三周忌にあたり、例年の秋のリサイタルを”柏崎コンビ”に切り替えて行うもの。
持田さんは、バリトン歌手としてドイツ歌曲、宗教曲を中心に活動を続けて来た。その中でもシューベルトの『冬の旅』の発表は、60回近くに達し国内第1人者で、ライブもCD化されている。
カンタータ『良寛と貞心』は、昭和55年11月9日市民会館で公演された。市制40周年、柏崎労音(現芸術協会)20周年を記念したものだったが、故人の熱心な提案(作詞・構成)によって実現。市民はもちろん、NHKテレビ、FMラジオで紹介されるなど、大きな反響を呼んだ。
今回のリサイタルは、市ケ谷駅前、ルーテル市ケ谷センターで午後7時から。『良寛と貞心』を再現(抜粋)、持田さんと貞心・関眞理子さん(東京音大助手)で『遥かなる海辺の町よ』などを披露するほか、持田さんが故人の最もお気に入りだった『雪映えの町』など五曲も歌い上げる。
また、故人と親しかった作曲家の有馬礼子さんが、新しく作曲した歌曲集『風の中のあなたとわたし』(全5曲)も、駒井ゆり子さん(東京音大助手)によって初めて発表する。
入場料4000円。問い合わせは、持田さん方(電話042―924―8334)
(1999/10/15)
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