PHOTOニュース

北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
原子力オフサイトセンター 県総合庁舎用地に
東海村臨界事故を受けて、原子力災害対策特別措置法で設置する緊急時の現地拠点「オフサイトセンター」の本県概要が15日までに明らかになった。国の交付金などを財源に県が東京電力柏崎刈羽原発立地点の柏崎市に整備するもので、場所は市内三和町の県総合庁舎第2駐車場。新潟市にある放射線監視センターもここに移す。2月補正予算で事業費を計上する予定だ。
本県のオフサイトセンターは、柏崎刈羽原子力防災センターとして鉄筋コンクリート2階建て・延べ約2223平方メートルの建物を造る。合同協議会室、防災専門官事務室、除染室、住民相談室など基本的な機能に、県の災害対策本部と放射線監視センターを加える。概算事業費は約12億3900万円。
併せて県では、防護資機材や保管庫、無菌隔離施設などを整備する計画で、その事業費が1億4100万円。また放射線監視センターと観測局の設備に6億6300万円を投じて原子力災害時の放射線モニタリングを強化したいとしている。新潟市の監視センターは柏崎刈羽監視センターのバックアップセンターとして使用できるようにする。
整備にはかなりの期間が必要なため、事業は来年度に繰り越しとなる見通しで、一部はさらに平成13年度に繰り越される可能性もある。
(2000/ 2/16)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。