
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
「はたち」の門出を祝う「新成人フェスティバル」(市教育委員会主催)が憲法記念日の3日、市総合体育館で行われた。花曇りの中、812人(男性410人、女性402人)が新調のスーツや和服などでドレスアップして出席し、会場内は華やいだ雰囲気。新成人たちは久しぶりに会った友だちとおしゃべりを弾ませたり、アトラクションを楽しみ、さわやかな笑顔があふれた。
午前10時半からヒップホップダンスのリズムに乗せてオープニングを飾った後、西川市長が「2000年というちょうど区切りの年に、『はたち』という区切りのいい年を迎え、おめでとう。健康で元気に自分自身の人生を歩き、末長く頑張っていただきたい」とお祝いの言葉を贈った。
続いて、新成人を代表して西中通地区・尾崎理恵さん、高田地区・古市綾さん、中央地区・永宝晴香さんのいずれも学生3人が世話になった両親をはじめ、多くの人たちに感謝の言葉を述べ、「新時代にふさわしい社会を切り開いていくよう努力をすることを誓いたい」と力強く語った。
会場では大道芸人・はせがわ天晴(あっぱれ)さんがパントマイムなどを中心にした得意のショー、市吹奏楽団も演奏で花を添えた。また、市長と記念撮影する「プリクラ」コーナーには、新成人たちがちょっぴりすまし顔でカメラに納まる姿もあった。
一方、観覧席では保護者や一般の人たちがフロアの新成人を見守り、父親の1人(49)は「早いものだなァというのが正直なところ。今までは親としてできる限りのことをしてきた。娘に望むことは、これからは自分の意思のもとで動いてほしい」と話し、母親(50)は「息子の小さかったころを思い出すと、涙が出そう。こうして区切りの行事に参加できることはうれしい」と感慨深く話した。
(2000/ 5/ 5)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。