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市立一中(種岡隆夫校長、生徒数311人)の生徒たちが15日早朝、「えんま市」メーンストリートの東本町や中央通りなどで清掃作業に精を出した。同校生徒会の柏友会がえんま市清掃を続けて今年で10年目。西川市長も駆け付け、生徒らを励ました。
同校生徒会は平成3年、えんま市に放置される膨大なごみを実際に見て、清掃することで地域の環境美化を考える機会にしようと提案し、初めて早朝清掃を実施した。初年度は1日、翌年からは2日間にわたって活動に取り組んだ。10年目の今年は、学年別に3日間を計画し、初日は3年生(106人)が担当した。
午前5時半、フォンジェ前で市長から「私の中学生時代にもえんま市はあったが、こんなに早起きして清掃することはなかった。誰も知らない時間にきれいになった所で、大人も子供もたくさんの人がえんま市を楽しむと思う。10年間本当にご苦労さま。これからも頑張って続けてほしい」と激励の言葉を受けた後、さっそく作業を開始した。
生徒たちは各クラス別でそれぞれの清掃区域に分かれ、保護者、教職員と一緒に、大きなごみ袋を持ち、紙くずや空き缶、食べ物くず、吸いがらなどをせっせと拾い集めた。森智史・生徒会長は「ごみの多さに驚いた。こうして作業をすることで、みんなの環境美化への意識が強まったと思う。一中の伝統として後輩に続いていけばいい」と話した。
この日はシルバー人材センターの会員、一般のボランティアらも参加し、可燃ごみ2,750キロ、不燃ごみ340キロを回収した。続いて、16・17日の早朝には、2年生、1年生の順で清掃を行うことになっている。
(2000/ 6/15)
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