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ラピカ問題で業者証言 設計額との差に驚く

 刈羽村議会は9日、生涯学習センター「ラピカ」の建設工事問題を調査する4回目の百条委員会を開き、茶道館、陶芸館の工事に携わった下請け、納入業者らの証人尋問を行った。同日午前の委員会では、茶道館の石工事の施工業者が設計金額と受領した金額との差について驚いたと述べた。

 午前は石材業者、建具業者が証人として出席した。委員は、茶道館の腰壁に張った丹波石は見積書、出荷証明書が4.7平方メートルで65,800円であるのに対し、設計金額では6.4平方メートルで約26万7000円とされていることについて、「値段の開きをどう感じているか」とただした。石材業者は「丹波石は一種類のみ。高い安いの差はない。金額の差は正直言ってびっくりしている」と答えた。また、委員に対し、石工事の見積金額の半額程度しか、実際には受領していないことを明らかにした。

 建具業者は、見積もりは設計図面で吟味し、施工図の承認も得ているとし、「設計変更などは発注者の下請け建設業者との協議を通じ、設計事務所、元請け共同企業体の承認を得ている。元請けの発注額は知るはずもない」と述べた。受領した金額はほぼ発注通りの額だが、設計の指定にこたえるため、使用材料の確保には苦労したと述べた。

(2000/ 8/ 9)

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