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15日は敬老の日。市がまとめた平成12年度の老人現況調査によると、市内の65歳以上の人口は1万9128人で、市の総人口に対する高齢化率は約22%を占めた。今年3月31日現在の住民基本台帳をもとにしたもので、国・県平均の高齢化率を上回 り、超高齢社会の歩みを一段と進めた。
調査はいわば、柏崎版の高齢者白書。これによると、65歳以上人口の内訳は男性が7814人、女性が1万1314人。前年同期の1万8738人(男性7630人・女性1万1108人)に比べ、男性が184 人、女性が206 人の計390 人増えた。男女の構成比では女性が59.1%、男性が40.9 %だった。
一方、住民基本台帳による市の総人口(8万7078人)に対して、65歳以上の高齢化率は21.9%で、前年同期よりも0.5ポイントの伸び。同じ調査による国平均の17.1%に比べて4.8ポイント、県平均の21.0%に比べて0.9ポイントそれぞれ上回った。
65歳以上で援護が必要な人は2444人で、65歳以上人口の12.8%。この中で「虚弱老人」(54.9%)が半数以上を占め、「寝たきり」(31.3%)、「凖寝たきり」(12.4%)などの順。このほかに老人ホームなどに入所している人が341人。
要援護老人のうち、寝たきりは807人で、このうち約半数が在宅で何らかの介護を受けている。特別養護老人ホーム利用者は34.3%に当たる277人、老人保健施設や病院に入っている人は14.3%の115人いた。
65歳以上の高齢者世帯は3397で、前年同期に比べて85世帯の増。市内の総世帯数の11.7%になり、年々増加傾向を見せている。内訳は「老人のみ世帯」が1864世帯、「一人暮らし老人世帯」が1524世帯だった。
(2000/ 9/ 9)
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