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市内米山台二の会社員・石橋勉さん(59)が来月の還暦を前に、このほど行われた第18回新潟マラソンでフルマラソン出場100回を達成した。全国では111人目、県内では3人目という。
石橋さんは44歳から本格的にランニングを始めた。5キロ、10kmと距離を伸ばすうちに地元の愛好会たんぽぽランナーズに誘われ、48歳で初めて千葉県のフルマラソンに出場した。近年、年間出場回数は平成10年が16回、11年が14回、今年は9回。
100回目は仲間と喜びを分かち合いたいと新潟マラソンと決め、4月の弥彦スカイライン大会で99回と王手をかけたあとは100キロ以上に専念していた。新潟マラソンではゴールの競技場の第2コーナーを回ったところで、石橋さんのフル100回を告げる場内アナウンスがあった。出場、応援で柏崎から駆け付けた10数人と新潟市の「フル100回楽走会」の仲間が祝ってくれた。
フル2回目となった最初の新潟マラソンでは、制限時間の4時間まで残り4分を切ったところでゴールし、仲間が涙を流して喜んでくれたことが忘れられない。仲間が開いた記念パーティーで石橋さんは、「12年をかけて達成できたのも周囲の声援と励ましのおかげ。家内の我慢とサポートも大きい」と感謝を述べた。
今後は、100キロを超えるウルトラマラソン完走50回がひとまず目標。こちらは平成4年に51歳で初完走して以来、先ごろ上越地域で行われたえちご・くびき野マラソンで40回になった。「75歳まで走り続ければ、おのずとフル200回は達成できる。今後は、景色を眺めながらのウルトラマラソンを楽しみたい」とますます盛んだ。
(2000/10/28)
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