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平成6年から5年間、柏崎署刑事課の鑑識係長として多くの事件・事故の捜査を担当した長岡市の稲垣政雄さん(51)=新潟県写真家協会会員=がこのほど、写真集「信濃川四季素顔」を発刊した。長年の夢を実現するため、警察官を退官しての挑戦。捜査の際の鋭い視線とは対照的に、ふるさとに対する温かなまなざしがあふれた作品の数々だ。
稲垣さんは若い時から写真に親しみ、県警本部鑑識課でも写真室長を務めた腕前。昭和52年から3年間勤務した安塚署時代、雪道ですれ違う通学の児童や地域のお年寄りの明るい笑顔に魅了され、以来、新潟県の風土をテーマにした撮影活動を続け、59年には「雪国」と題した個展を新潟市内で開催している。
昨年3月、50歳の節目を迎え、柏崎署鑑識係長を最後に退官し、フリーカメラマンとして独立。子どものころから毎日眺めた「ふるさとの母なる川・信濃川」をテーマに、上流の津南町から新潟市まで四季折々の川の表情を追いかけ、日の出に輝く朝霧、川沿いに咲く花々、川面を染める花火など63点の作品を収録して初めての写真集に仕上げた。序文で弓納持福夫・県写真家協会会長は「信濃川が悠久の大河であると共に母としての美しい素顔が、あますところなく表現されている」と紹介している。
写真集は5,000円で頒布しており、申し込みなどは稲垣さん(電話・ファクス 0258-39-4447)へ。
(2000/11/18)
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