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経営危機に陥っている柏崎トルコ文化村の受け皿会社設立を目指して、出資募集に入っている柏崎商工会議所は19日、同所で記者会見を開いて、植木馨・同会議所会頭ら設立発起人7人の名前を公表した。初会合は来年1月になる見通し。今のところ代表は正式には決まっていないが、これまでの経緯から植木会頭の就任が予定されている。
会見に臨んだ植木会頭は、発起人代表予定者としての決意を述べるとともに、会社設立要件として「施設などの譲渡価格を有利にするため市の出資が必要」「譲渡価格が、希望する2億3000万円を大きく上回らないこと」の二点を改めて強調。特に、市出資400万円の議案が21日に市議会に提出されることから、その審議を見守りたいとした。さらに、会社設立の時期について、「慎重に考える時間が必要」との立場から、当初計画していた来年1月中の設立にはこだわらない考えを新たに示した。
大口、小口を含めて民間の出資希望者がすでに30人ほど集まっており、金額では目標としている8000万円の約7割が確定済み。申し込みが順調なため、目標を超える見通しも出てきたという。
また会見では、管財人との交渉を年内にも行いたい意向や、近く市内の複数の銀行に協調融資を依頼したいとの方針も明らかにした。
発表された発起人は次の通り(順不同)。
▽植木馨(柏崎商工会議所会頭・植木組会長)
▽小林保広(二幸産業社長)
▽山田栄二(柏崎タクシー社長)
▽小栗一也(同会議所副会頭・柏崎信用金庫理事長)
▽矢口紀夫(同会議所サービス部会長・岬館社長)
▽中村良三(同会議所小売商業部会副部会長・趣味の陶器中村社長)
▽内藤信寛(同会議所専務理事)
(2000/12/20)
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