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柏崎商業高校(坂上静男校長)がこのほど、今春の卒業生による論文集「経済調査―地域社会における経済諸現象の実証的研究」を発行した。同校にとって伝統的な“卒論”ともいえるもので、今年で38号を数えた。
経済調査は、生徒が高校の3年間で得た専門的な知識・技術の学習成果をもとに、地域社会の経済諸問題や社会問題を自分のものとして考え、調査分析して今後どうあるべきかをまとめたもの。チャレンジ21の実践として、アンケート調査などに地域の協力を得ながら取り組んだ。
テーマは現代社会を反映して、高齢化問題やインターネット、コンビニエンスストア、ごみのリサイクルなど実に幅広い。商業科・情報経理科の生徒全員(145人)が時間をかけ、論文完成を目指した。また、商業クラブの活動の一環として共同研究を行った。
審査の結果、優秀賞に5点、佳作賞に7点が選ばれた。論文集はB5判161ページ。この中には県高等学校商業クラブ研究大会の出場作品をはじめ、優秀・佳作の合わせて10点が収録されている。
【収録論文】
▽商業クラブ研究発表大会出場作品=「お菓子市場の今―ブルボン製菓からみる新製品開発」(商業クラブ・大橋彩加、藤田千春、飯田香理、石橋英佳、栗原康代、小泉弘子、小玉茉莉子、戸田美香)
▽優秀賞=「新潟県総合生活協同組合について」(梅沢千波)、「銀行の仕組みと利用状況」(小嶋美穂)、「老人福祉施設の利用状況とその実態について」(加納彰子)、「インターネットビジネスが商店街に及ぼす影響」(伊部雅洋)、「レンタルビデオの利用状況について」(沼岡里実)
▽佳作賞=「コインランドリーの利用について」(小川智美)、「バスの利用状況」(市村みずほ)、「医療保険について」(布施里美)、「理容・美容室の理容状況について」(小栗理恵)
(2001/ 3/29)
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