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柏崎原発3号機定検開始 MOX判断先送りで
東京電力は17日、柏崎刈羽原発3号機(沸騰水型、出力110万キロワット)の運転を止めて、第6回定期検査を開始した。3号機では今年、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル実施を目指しているが、今定検での交換燃料の種類は未定。MOX燃料装荷については、13日に国などに提出した定検計画書の記載通り、地元の理解を得ることに引き続き努力し、6月中旬ごろの燃料交換時期までに判断する方針だ。
17日は午前0時に発電を止め、4時前には原子炉も停止した。定検による停止期間は7月13日までの88日間。原子炉本体や蒸気タービンなどを点検するほか、核燃料集合体764体のうち約160体を取り換える。MOX燃料は28体だが、これを装荷できない場合、160体すべて9×9型のウラン燃料となる。
プルサーマルは、計画が先行してきた同社福島第一原発3号機での実施が福島県知事の方針で凍結となり、これを受けて柏崎原発についても、平山知事や西川市長が国内初の実施に難色を示している。このため東電は、現段階では行政の理解を得られていないとして、MOX燃料装荷の判断を先送りした。
(2001/ 4/17)
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