
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
刈羽村は2日、東京電力柏崎刈羽原発でのプルサーマル受け入れの是非を問う住民投票条例の施行規則を公布した。投票は17日告示。27日午前7時から午後8時まで村内5カ所の投票所で行い、午後9時からラピカ文化ホールで開票する。同10時ごろには大勢が判明するものと見られる。
投開票の手続きを定めた施行規則はほぼ公職選挙法に準じ、一部は1996年8月に西蒲巻町で行われた住民投票の例を参考にした。住民投票は村長が行い、事務は村選挙管理委員会に委任する。村選挙人名簿の登録有権者を対象とし、プルサーマル受け入れに賛成、反対、保留のいずれかに丸印を付ける記号式。不在者投票は告示後、26日まで村役場で受け付ける。
品田村長は、棄権や、白票・2つ以上の丸印記載などの無効票も民意の表れと見て、無効票の内容についても極力把握するよう選管事務局に指示した。また、3択のうち、「保留」の位置付けが不明確であるとして、賛否双方の今後の主張を見極めたいとしている。
条例は投票運動について「自由とする。ただし、買収等村民の自由な意思が拘束され、不当に干渉されるものであってはならない」と定め、罰則規定はない。開票立会人は3人から5人まで公募し、告示後、22日まで受け付ける。応募が5人を超える場合はくじ引きで決める。
村選管では連休明けから投票用紙、不在者投票用封筒の手配など本格的な準備に入る。住民投票条例の掲載を含め、投票場所、方法などを記した広報チラシを配布する予定だ。3月19日現在の村内有権者は男2,023人、女2,118人の計4,141人。
(2001/ 5/ 5)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。