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10年の歳月と総事業費170億円余をかけた東本町まちづくり事業の完成を祝う記念式典が16日、東本町A地区市街地再開発事業の竣工祝いを兼ねて、モーリエ1の市民プラザで行われた。市、東本町まちづくり委員会、A地区市街地再開発組合の3者が主催し、関係者のほか国・県などから大勢の来賓も出席した。
神事に続いて市民プラザ前で12人の関係者がテープカット。その後、市民プラザ内の大ホールで記念式典を行った。主催者を代表して増田泰一・東本町まちづくり委員会運営会議議長が「人にやさしく利便性のあるまちを目指し、さらには新しい文化をつくるよう努力していく」と述べ、「ショッピングの核施設であるフォンジェも厳しい経営環境だが、安心して利用できる施設にするよう関係者一丸となって努力していきたい」と支援を呼びかけた。
また西川市長が「3度目のトライアルでこの事業に着手したが、決して楽な仕事ではなかった。2、3度万事休すかと思える時もあったものの、関係者の強い意思が風を呼び込んだ」と強い結束力をたたえた。長谷川道郎参院議員ら来賓が祝辞を述べ、工事関係者への感謝状贈呈も行われた。
東本町まちづくり事業は、商店街近代化地域計画などが挫折する中で地元商店街の「最後のチャンス」として1991年に着手。県の商アップ事業の認定や国の3省共管事業の指定を受け、中心部の再開発事業として全国的にも注目されてきた。市や柏崎商工会議所も人的・資金的両面にわたり支援した。
この事業では、東本町1丁目地内を西からA、B、Cブロックに区分けし、それぞれ組合組織や実行組織を立ち上げて取り組んだ。ショッピングセンター「フォンジェ」のオープン(98年)に始まり、アーケード、Aブロックの業務棟、駐車場棟が次々と完成。今年3月の市民プラザ・マンション複合棟のモーリエ1竣工で全事業が完了した。
(2001/ 5/16)
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