
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
環境にやさしい社会をつくろう――と、環境月間中の3日、市の呼び掛けで各町内会が「クリーンデー柏崎」の活動に取り組んだ。朝早くから、たくさんの人たちが空き缶拾いや下水溝の清掃、草刈りなどに精を出し、可燃・不燃ごみを合わせて約45トン回収した。
クリーンデー柏崎は、市の環境基本条例・計画に基づくもので、今年で7年目。早い町内会では午前6時ごろから集まって道路や海岸、公園などに落ちている空き缶、ごみを拾ったり、下水溝の清掃や泥上げ、草刈りに取り組んだ。
このうち、関町町内会(瀬下勝美会長、450世帯)は「一斉清掃を通し、町民同士の連帯と町内美化推進」をスローガンに、小中学生から大人まで約300人が参加した。人海戦術で鵜川堤防の草刈り、ミニ公園の整備などを行った。
瀬下会長は「昨年まで班ごとに作業をしていたが、今年は初めて町内みんなで集まった。学校からも積極的に協力してもらった。地域の環境美化に大勢から一生懸命に取り組んでもらえ、共同意識を高めるきっかけになればいい」と話した。
市生活環境課に提出された計画書では全市の町内会中、この日に実施したのは約77%の192。参加人数は子供も含めて2万2千600人あまり。同日午後からはトラックが町内会を回り、可燃ごみ37.96トン、不燃ごみ6.99トンを収集した。全体では前年よりも約2.7トン多かった。
さらに、4日から8日まで町内会の協力を得ながら、下水溝から出された汚泥を集める。同課では「今年もたくさんから参加してもらうことができた。こうした活動を通して、環境美化への意識をさらに高めてもらえたら幸いだ」としている。
(2001/ 6/ 4)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。