
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
柏崎の代表的な年中行事として200年以上もの伝統を誇る「えんま市」が14日から3日間、市内の東・西本町通りやニコニコ通りで開かれる。東本町まちづくり事業がすべて完成して初めての年。市では昨年に続き、ポスターを作ったり、臨時列車を運行させ、全国的にも珍しい「市」をアピールしている。
えんま市は「馬市」を起源にし、現在のような露店の「市」に変わったのは遠く文政年間といわれる。近年では500あまりの露店が立ち並び、期間中、近郷近在から20万人を超える人出でにぎわうなど、この種の「市」としては全国でも大関クラスに位置付けられる。
市では、この伝統行事を市内はもちろん、市外からももっと広く親しんでもらおうと、今年もPR用のポスターを製作した。市内の公共施設をはじめ、県内20市や近隣町村、JRの各駅などに配った。また、JRの協力で越後線の臨時列車が今年も運行される。
今年の露店の開設日(時間はいずれも午前10時から午後10時まで)と場所、これに伴うバス路線などは次の通りで、期間中、一中生徒会と一緒に早朝清掃をするボランティアも募集している。
【露店】一般露店=14日―16日。西本町1、東本町1―3、ニコニコ通り▽金魚=同、東本町3▽植木市=14日―17日、ニコニコ通り、中央通り(北側)▽瀬戸物=同、ストリート棟前通り
【バス路線】(14日―16日)▽東本町経由=ガス水道局前―南町交差点―中央通り▽郡病院線=同▽海岸線、長岡(快速)、妙法寺方面=東北電力―諏訪町▽西本町経由=駅通り―中央通り―広小路
【臨時列車】(14日―16日)▽区間=柏崎駅(午後9時20分発)―出雲崎(午後9時55分着)
【早朝清掃のボランティア】15日―17日の午前5時―6時。露店出店区域内のごみ、空き缶拾い。1日または2日の参加でも歓迎。申し込みは市観光交流課観光係へ。
(2001/ 6/ 8)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。