
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
県教委は6日、2002年度の公立高校募集学級計画案を発表した。柏崎地区では柏農、柏商、常盤被服科の募集を停止し、3校7学科を統合して柏農に総合学科の柏崎総合高(仮称)を新設する。柏高、常盤はそれぞれ普通科一学級を増やし、7学級とする。
来春の中学校卒業予定者数は県内の8学区すべてで減り、今春より1,009人少ない28,146人。全日制の募集減は24学級、960人となる。今年度から「第5学区」として統合された柏崎・長岡は中卒者の減少が最も多い253人で、このうち長岡は約200人だ。
募集停止は柏農が農業、食品科学、農業経済の各1学級、柏商は商業、国際教養の各2学級と情報経理1学級、常盤は被服1学級で、計9学級。これらを統合し、6学級の柏崎総合高を新設する。柏高、常盤では普通科1学級を増やし、地区全体では1学級の減とする。
西越は普通科2学級の募集を停止し、定時制の単位制高校(2学級、70人)に改組する。6年間の中高一貫教育校は、募集停止となる村上女子に村上中等教育学校(仮称)を、津川高に併設の県立中学校を設置。柏崎では学園ゾーンに新設の要望があることから2003年度以降とし、県教委は「募集停止する柏商の空き校舎を利用して整備」との方針を改めて示した。
五十嵐駿介・県高等学校教育課長は柏崎総合高で生徒が選択する学科系列について、「地元での協議と打ち合わせて、7系列の予定で検討中。統合するのが柏農、柏商、常盤被服なので、専門学科系列が多くなると思う」と述べた。市が県に示した試案は生物生産系、環境工学系、流通ビジネス系など9系列となっている。
県教委は募集計画案の基本方針について、
(1)ニーズが高い普通科系学科比率の向上
(2)専門学科の再編・整備
(3)学区ごとの収容率(中学卒業者数に対する公・私立高定員の割合)の適正化
(4)中高一貫教育校の設置
――と説明した。計画案は県議会の審議を経て、10月の教育委員会で正式に決まる。
(2001/ 9/ 7)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。