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秋も深まり、キノコ採りシーズンがいよいよ最盛期を迎える。近年、毒キノコの中でも代表的な「ツキヨタケ」が里山で確認されていることから、食中毒の発生防止を目指し、柏崎きのこ研究会(布施公幹会長)では、正しい知識を持ってほしいと呼び掛けている。同研究会の協力による「きのこ再発見教室」は7日、市立博物館で。
ツキヨタケは本来、当地方では黒姫山や米山のブナ林に発生し、ブナ以外の倒木、立ち枯れに発生するのは極めて少ないとされてきた。同研究会が昨年まで2カ年間にわたって行った調査で、標高の低い里山に分布域を広げていることが分かった。この中には市総合体育館の駐車場から50メートル入った林内のコナラの立ち枯れに発生していたケースもあった。
また、同じく有毒のドクササコが、市内畔屋地内では民家からわずか20メートルほど離れた竹やぶの中で、刈羽村では集落の中央にある神社の境内脇の竹やぶの中で、それぞれ発生が確認されたという。
布施会長らは「ツキヨタケはヒラタケなどに似た形でいく重にもなって生える姿が魅力的でつい手を出してしまいやすい。ドクササコは色や形も地味でキノコらしい形をしていて、百本以上も群生する場合が多い」と話し、「食中毒予防のため、毒キノコの特徴をよく知ってほしい」と呼び掛けている。
7日の再発見教室は午前9時からで、食・毒キノコの展示、鑑定を行う。同研究会の会員が撮影したキノコの写真パネルも展示する。午後4時まで。問い合わせは同館(電話22-0567)へ。
(2001/10/ 1)
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