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第56回国民体育大会秋季大会(新世紀みやぎ国体)の第3日目の15日、宮城県利府町のグランディ21宮城スタジアムで行われている陸上競技の少年女子B(高校1年生以下)100メートルで松浜中3年・渡辺梓選手が12秒35で優勝した。
渡辺選手は予選で自己新記録の12秒32をマークし、準決勝でもさらにタイムを縮め、県中学新記録の12秒23のトップタイムで決勝に進んだ。向かい風0.5メートルの中で行われた決勝では好スタートを切り、2位の丸山舞子選手(鹿児島南高)に0秒08差をつけゴールした。
決勝進出を目標にしてきた渡辺選手は「高校生もいたので1位の結果にびっくりした。合宿で練習してきたスタートダッシュがいつもより良く、レース中は周りを気にせず、ゴールを目指して走った。県チームのムードがよく、皆さんのおかげで力以上のレースができた」と喜びを語った。また松浜中陸上部顧問の吉田和則教諭は「課題だったスタートダッシュを克服し、持ち味の後半の伸びを生かせることができた」とレースを評価した。
渡辺選手は今年の全中陸上女子200メートルで苦手なコーナリングを克服して県中学記録を更新、25秒05で2位に入った。9月に行われた国体県予選100メートルでは、追い風参考記録ながら12秒13で1位となり本選出場を決めた。
松浜中の大谷真校長は「全職員が決勝をテレビで見ていて、素晴らしい走りに感動と興奮に包まれた。よく頑張った」と喜んだ。また、渡辺亘・柏崎陸上競技協会長は「中学生の優勝は近年にない快挙。今までの強化練習の成果が表れた」と話している。
(2001/10/16)
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