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新潟食糧事務所柏崎支所が9月30日現在でまとめた管内新米検査状況によると、柏崎刈羽の新品種こしいぶきの一等比率は90.6%で、全県85.3%を5.3ポイント上回る好成績となった。しかしコシヒカリは64.1%と、全県(73.0%)を九ポイント近く、柏崎刈羽の昨年同期実績(81.1%)を17ポイントも下回るなど、全体として厳しい状況だ。(水稲うるち米の主な品種別と醸造用米、もち米の等級比率は別表)
同日までに検査を受けたのは水稲うるち米172,465.5個(1個は60キロ)、醸造用米5,320個、水稲もち米4,243.5個の計182,429個。カントリーエレベーター受け入れ分は含まれていない。
水稲うるち米の一等64.1%は県全体のうるち米一等69.8%より5.7ポイント低い。醸造用米、もち米を加えた全品種比較でも、柏崎刈羽は全県一等69.5%を6.2ポイント下回った。昨年の全品種全県一等比率は81.5%だったので、今年は12ポイントも下がっている。
全品種合計の市町村別一等比率は柏崎市が61.8%(昨年同期72.7%)、高柳町83.2%(同81.1%)=醸造用で特等が1.2%=、小国町69.3%(同82.3%)、刈羽村51.7%(同83.6%)、西山町69.1%(同73.4%)、その他町村100.0%(同100.0%)。
コシヒカリの格落ち原因について柏崎支所は「青未熟と心白がほとんど」と分析し、8月末の連続降雨による倒伏で籾(もみ)の中心部分に養分が十分行きわたらなかったことと、天候の影響で今年は株が必要以上に分かれ、十分に熟さない株や籾が多くなったことが原因という。越路早生(わせ)ではカメ虫被害、ゆきの精では胴割れが見られた。
(2001/10/29)
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