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市は3月4日から、戸籍事務の電算化を稼働させる。紙で保存されている現在の戸籍をコンピューター処理することで事務改善と行政サービスの向上を目指す。県内の市規模では新潟、長岡、十日町に続く。同日は午前8時15分からセレモニーを行い、新システムのスタートを切る。
戸籍事務はこれまで、紙にタイプライターで打ち込みが行われていた。1994年の戸籍法の改正に伴い、コンピューター処理ができるようになったことから、本市でも電算化に踏み切る。
コンピューターで保存・処理することにより、戸籍の作成や内容の確認が速く正確に行える。また、証明書を発行するまでの時間も短縮される。さらに、戸籍情報を磁気データとして保管するため、火災など災害に強い管理体制が期待できるとしている。
作業は今年度から2カ年継続で取り組み、初年度は現在の戸籍などをマイクロフィルムにおさめ、それをもとに更新データに配慮しながら電算化を進めた。対象は約4万件。戸籍に登録している人がどこに住所があるのかなどを把握するための附票も併せて電算化した。一連の作業によって、戸籍、附票、住民票の一元管理を可能にする。
新システムの稼働で、戸籍証明の名称、形式は変わるが、記載の内容、料金などは従来通りだ。このうち、謄本はB4判、抄本はB5判からいずれもA4判に、書式は文章形式から個条書きに変わる。また、用紙は白紙から偽造防止用紙、証明印は朱印から黒色の公印(電子公印)になる。
4日からの稼働開始を前に、これまで並行して行ってきた日常業務の戸籍処理、電算化処理の戸籍情報のセットアップは、最終調整の段階に入った。なお、電算への移行作業のため、2日・3日はソフィアセンターの証明コーナーは利用できない。このほか詳しいことは担当の市民課戸籍記録係(電話21―2436または21―2438)へ。
(2002/ 2/25)
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