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市はこのほど、2001年度に実施した基本健康診査と、大腸など5種類のがん検診状況をまとめた。肺がん検診の喀痰(かくたん)を除いて、いずれの受診率も県平均を上回り、特に基本健診は65.4%で県内20市中のトップクラスを前年度に引き続いて維持した。がん検診は国の目標値を超えるか近づきつつあり、引き続き受診率の向上を呼び掛けたいとしている。
市では国の保健事業第四次計画(2000年度―2004年度)に基づき、受診率の目標を定めている。老人保健法の対象になる40歳以上(子宮・乳がんは30歳以上)の目標値は基本検診が50%、このほかのがん検診は30%。
本市の基本健診、がん検診の老人保健法対象者の受診状況は別記の通り。基本健診の受診率は前年度(63.5%)に比べ、1.9ポイント上回った。また、県平均の受診率は42.2%(市部は35.3%)だったことから、本市は極めて高い位置にあるといえる。
一方、がん検診は前年度に比べ、肺がん・喀痰が3.9ポイント下回ったのを除き、大腸がんは3.5ポイント、胃がんは0.5ポイント、子宮がんは1.2ポイント、乳がんは1.5ポイント、肺がん・X線が0.7ポイントそれぞれ上回った。
市元気支援課では「本市の受診率が高いのは柏崎市刈羽郡医師会、健康推進員協議会などの協力や広報活動、健康づくり事業の影響が大きいと思われる。高齢社会を迎える中で、早期発見・早期治療の上でも、さらに受診率の向上を目指したい」としている。
基本健診、大腸・胃・肺がんX線の対象者は2万1240人。子宮・乳がんは1万5211人。
【基本健康診査】 受診者1万3748人、受診率65.4%
【がん検診】
大腸がん=受診者7159人、受診率34.1%
胃がん=受診者6355人、受診率30.2%
子宮がん=受診者(集団・施設)3993人、受診率26.3%
乳がん=受診者3162人、受診率20.8%
肺がん=X線受診者1万9142人、受診率91.0%
喀痰・対象者2630人、受診者708人、受診率26.9%
(2002/ 6/27)
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