
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
あしたの新潟県を創る運動協会(厚地武会長)の今年度の新潟県自治活動賞の地域づくり部門に、柏崎から「やまびこ生活学校」(野田地区、金子美枝子代表)「よしやぶ川夢プラン推進委員会」(比角地区、関矢登代表)が選ばれた。表彰式は30日、小千谷市で開かれる「県ふるさとづくり大会」の席上で行われる。
同賞は、活力ある地域社会や、新しい生活文化を創造する自治活動に顕著な実績のある団体を表彰し、活動の奨励普及、市町村勢の発展に寄与することが目的だ。21回を数える今年は地域づくり、省資源・省エネルギー、地域防災の3部門に6団体が受賞する。
やまびこ生活学校は1985年、女性の視点と技を生かして地域活性化を図ろうと発足した。翌年から山菜など地域食材の研究成果を「山菜料理を味わう会」として発表し、2000年まで15年間に18回実施した。また、1人暮らし、70歳以上の高齢者世帯に地区の小学生の手紙を添え、給食ボランティアを長く続けている。
一方、夢プラン推進委員会は1998年、地域を流れる川の環境悪化に着目し、川と周辺の美化による健康で住みよい地域づくりを目指して発足した。ふれあいウオーキングで川に親しみ、地区の小学校との連携で総合学習として川への理解活動に取り組んだ。今年は川沿い200メートルに花を植え、水カンリンバコンサートで意識を一層高めた。
表彰式を前に、金子代表は「小さなグループだったが、みんなで力を合わせてやってきたことが認めてもらえ、大変うれしい。少子高齢社会だけに、地域のためにこれからも役立ちたい」と話し、関矢代表は「地域挙げて取り組んだことを認めてもらえ、みんなで喜び合いたい。川の美化が1つの自信につながり、今後はみんなでいろいろな分野の課題に取り組みを発展させていきたい」と語った。
(2002/11/21)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。