PHOTOニュース

北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
蓮池祐木子さんの母死去
北朝鮮による拉致被害者の蓮池祐木子さん(47)の実母、奥土シズエさんは19日午後6時50分、入院先の刈羽郡総合病院で胆管細胞がんのため死去した。73歳。自宅は市内平井1993。通夜は21日午後6時から、告別式は22日午前10時から11時(出棺)まで、ともに市内日吉町のメモリアルホールおおとり本館で。喪主は夫一男さん。
シズエさんは加茂市出身。田尻地区総代会会長など多くの役職を務めた一男さん(76)を助け、農業一筋に歩んだ。趣味の生け花などを楽しみ、明るく気さくな人柄で多くの人に親しまれた。24年間、祐木子さんとの再会を待ち続け、昨年10月15日、娘が夫の薫さん(45)と帰国した際は羽田空港で出迎えた。同月17日の帰郷では「秋の良き日に子供たちが帰ってくることができました」と感謝を述べたが、翌18日に体調を崩して刈羽郡総合病院に入院。4月まで、病状が安定した時は一時帰宅したこともあった。
薫さん、祐木子さんは「孫の写真を見て笑みを浮かべ、早く会いたいと言っていた母の姿が忘れられません。墓前にでも早く孫を立たせるのが最後の親孝行と思っています」とするコメントを発表した。
(2003/ 8/20)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。