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潮風マラソン存続を実行委など求める

 潮風マラソンの灯は消さないで――。市当局から2001年度の同マラソン中止の意向を受けた柏崎ランニング実行委員会(大図辰芳代表)などが継続を求めて20日、市民プラザで当局と話し合いを行った。

 潮風マラソンは1986年から市勤労青少年ホームの開館15周年記念事業として始まり、6年前から「かしわざき風の陣」と同時開催。1昨年からは柏崎の初夏のイベントとしてリニューアルした。同実行委、風の陣実行委、ジョイハウス(同ホーム)からなる潮風マラソン実行委員会が主催し、初のフルマラソンが種目に加わった今年は1,100人以上が参加した。この間毎年、参加人数分の募金をして交通遺児基金にも寄付を続けている。

 担当の市生涯学習・体育課によれば、04年度の予算編成に当たって、市の厳しい財政事情から事務事業の見直し・検討を行い、同マラソンは規模が年々大きくなっており、本来のホーム事業に合わなくなったため、実行委員会から手を引きたいとするもの。また、同マラソンにかかわる04年度の予算要求はしない考えだとした。

 話し合いでは、出席者から「市の活性化のためになれば、と熱意を持って取り組んできたことを分かってほしい」「300人以上のボランティアが参加し、市民がつくりあげてきた灯を消さないでほしい」「全国各地の市民ランナーが参加し、風の陣への影響、経済効果も大きい」「柏崎の大事なマラソン大会としての視点で検討を」と存続を求めた。

(2003/11/21)

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