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新年へ期待し大ケヤキにしめ縄

 市内新道、鵜川神社(箕輪正邦宮司)で21日、境内にある国指定の天然記念物・大ケヤキへのしめ縄奉納が、地元の中村地区(金子堅治代表、25世帯)の人たちの手で行われた。寒さの中で、心を込めて作った大きなしめ縄をていねいに飾り付け、新年への期待を託した。

 大ケヤキは1930年から国の天然記念物に指定されており、樹齢は推定で1,000年。47年には昭和天皇が散歩の途中で立ち寄られたことでも知られる。しかし、長年の風雪に勝てず、近年は幹の中ほどが空洞化し、さらに追い打ちをかけるかのように、台風の被害にも遭った。このため、3年前に冬場の雪対策、土壌改良工事などを行い、境内に木道も取り付けた。

 この日は地区の人たちが総出で材料のわらをそれぞれ四束ずつ持ち寄り、午前8時から伝統行事に取り掛かった。わらをつぶし、束ねる人、なう人など役割を分担して、しめ縄作りに精を出した。昼には長さ約20メートル、直径約20センチもある立派なしめ縄を完成させた。

(2003/12/22)

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