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柏崎原発1号機が発電再開
東京電力柏崎刈羽原発1号機(沸騰水型、出力百10万キロワット)が8日未明、発電を再開した。トラブル隠し発覚後の2002年9月に定期検査に入ってから584日ぶり。再循環系配管とシュラウド(原子炉内隔壁)の両方にひび割れのあった号機としては最初の発電だ。
1号機は、3号機とともに先月、市・刈羽村・県の再開容認を受け、月末に原子炉を起動していた。直後に、原子炉隔離時冷却系のタービン蒸気加減弁に不具合があり、発電は10日近く遅れた。8日は中央制御室で武黒一郎・同原発所長らが見守る中、午前0時51分、発電開始の操作が行われた。徐々に出力を上げていき、12日に定 格到達の予定。しばらく調整運転を行い、5月上旬ごろ、国の最終検査を経て営業運転に移行する。
武黒所長は8日の定例会見で、続く3号機は来週再起動したいとの見通しを明らかにした。また、設備の不具合で定検工程が延びた5号機は自治体への再開要請を今月中にも行うとしたが、ひびの補修がようやく終わった2号機は作業の錯そうを避け、今月予定していた定検最終段階の原子炉格納容器漏えい率検査を5月の連休明けに繰 り延べることを検討中だとした。最近のトラブル続発も踏まえ「着実に仕事が進められるよう見直しを図っている」と述べた。
(2004/ 4/ 8)
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