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北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

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拉致問題解決願い27日に朗読会
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)・祐木子さん(48)夫妻を応援しようと、薫さんの柏高同期生らが中心となって27日午後3時と7時、産文会館文化ホールで朗読会「魂の声―失われた24年」(柏中・柏高同窓会主催)を開く。入場無料。蓮池さん夫妻は子供と再会を果たしたが、「拉致問題の解決を訴えて」と薫さんの願いを受けた地元公演だ。
朗読会は昨秋、首都圏の同期生の集まりで夫妻を励まそうと、同期生で声優の堀井真吾さん(46)=青二プロダクション=が提案。堀井さんが台本を書き、同じ事務所の声優・阪脩さん、坪井章子さん、ピアノ奏者の衣斐三重さんが協力した。2月に東京の表参道・新潟館ネスパスで初演を行い、柏高OB、本県出身者ら約120人が詰め掛けた。4月以降、祐木子さん役に同じ事務所の遠藤みや子さんを加えて2回再演を行い、感動の輪を広げた。
朗読は1時間余り。家族のきずなをテーマに薫さんの兄、両親が刊行した手記、日記などを構成。事件発生から被害者5人の帰国後までをたどり、引き裂かれた親子の苦悩、家族の闘いと再会を描く。薫さんは初演で「家族の感情をよくここまで表現していただいた」とメッセージを寄せた。柏崎公演では新たに長女重代さん(22)、長男克也さん(19)の帰国と一家の再出発を加える。
(2004/ 6/ 4)
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