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CATV(ケーブルテレビ)をベースに地域情報化事業として今年度、村内各世帯、事業所、公共施設を結ぶ光ファイバー網を整備する刈羽村で今月まで集落・事業所説明会が行われ、約650人が出席した。村は9月中にも全戸にパンフレットを配り、加入申し込みの受け付けを始める予定だ。
村内は高圧電線によるテレビ難視聴解消のため、有線のテレビ共同聴視施設が整備されているが、これに代わって地上波アナログ放送やBSデジタル放送を良好に視聴できるCATVを整備する。放送・通信の中央施設となる局舎を新設し、各戸と光ファイバーケーブルで結び、ネットワーク化。テレビ放送と情報通信サービスを同時に提供できる高速情報通信網の整備により、将来の地上波デジタル放送も視野に、映像など大容量のインターネット利用も容易な環境になる。CATVは来春、供用開始の予定。
各戸へのケーブル引き込みと機器設置、既存のテレビ、自主放送、緊急時などの音声告知放送、村内IP電話といった基本サービスは無料。一方、NHK受信料、CS放送、インターネットなどは加入者負担。集落説明会は六月から20会場で、事業所説明会は2回開かれた。集落では「高齢者でも使えるか」「情報通信の知識がなくても大丈夫か」といった質問が多く出た。村では高齢者や主婦が使いやすいリモコンも検討する構えだ。
ケーブル架設工事は早くて10月ごろから。年内にも各世帯への引き込みに入る。テレビ共聴設備は廃止の方向で、村は全世帯加入を呼び掛けている。問い合わせは企画広報課(電話45-3913)へ。
(2004/ 8/28)
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