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軽井川南遺跡群、専門家ら十分な調査活用求める
市内軽井川地内で発掘調査が行われている軽井川南遺跡群から、国内屈指とされる製鉄遺跡の遺構が見つかったことで、全国の研究者らが4日午後、現地視察を行った。同遺跡群を見て回った研究者から十分な調査、保存活用を求める要望が上がった。
同遺跡群は柏崎フロンティアパーク事業の産業団地造成に伴い、事業主の中小企業基盤整備機構(旧地域振興整備公団)の委託を受け、昨年秋から発掘調査を進めている。製鉄炉、木炭窯などの遺構が出土し、古代の鉄製コンビナート≠セったことをうかがわせた。1日に行われた市議会の全員協議会で西川市長はごく一部を現状保存し、造成事業を継続させたい意向を示し、今月中に一定の方向を出したいとした。
現地視察には、民間の研究者や大学教授などで組織する製鉄遺跡研究会(穴沢義功代表)の会員をはじめ、全国各地の研究者ら約100人が訪れた。市教委と、製鉄遺跡に詳しい穴沢代表の説明を受けながら、主な遺跡を見て回った。
研究者らは「極めて重要な勉強の機会」「十分な調査、保存活用を切に望む」「地形を生かした団地造成は可能か」などの意見、要望が相次いだ。穴沢代表は「福岡県九州大キャンパス、福島県相馬地方の遺跡群に次ぎ、国内でも3本指に入る遺跡。きちんとした調査を行い、(遺跡が)見える形で保存してほしい」と話した。
(2004/ 9/ 6)
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