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小白倉橋で全国初の構造と工法
小国町大貝と中魚川西町小白倉とを結ぶ国道403号「小白倉橋」(174.4メートル)の架橋工事が2005年末の完成を目指して進められている。複合トラス橋に外ケーブルを組み合わせる構造形式と、トラスの送り出し架設工法が特徴で、いずれも国内初。地域はもちろん、全国からの視察が相次いでいる。
トラス橋は三角形の鋼材を集合形式に組み立てた構造で、さらにトラスの上弦材とコンクリート床版が一体化したのが複合トラス橋。引っ張りに強い鋼鉄、圧縮に強いコンクリートの長所を兼ね備え、維持管理がしやすい。しかし、床版の橋軸方向に働く引張力によるひび割れに注意が必要で、外ケーブルにより、これを軽減する。
送り出し架設は、谷が急峻(しゅん)で、橋を受けるベントを設置出来ない場合や、大きなクレーンを置くことが出来ない場合に、地上で橋を組み立て、次々と反対側に押し出していく工法。トラス橋の場合、橋を支えるポイントが限られ、送り出し工法は不可能とされていたが、今回、橋の構造に工夫を凝らすことで実現。架橋は今年5月から進められ、もうすぐ対岸に到達する。
(2004/10/22)
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