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財団法人・伝統文化活性化国民協会(東京都中央区、平山郁夫会長)の伝統文化こども教室に今年度、柏崎市からも四団体が指定を受けた。このうち、箏(こと)の教室は中央地区コミセンで、日本舞踊は市民プラザでいずれもその道の第1人者が指導を行い、それぞれ来春の発表会を目指す。
この事業は、日本古来の伝統文化を次の世代を担う子供たちから体験してもらうことを目的に、文化庁が同協会に委嘱した。活動を通して、豊かな人間性の育成も目指す。県内では柏崎のほか、新潟、三条などで20団体が対象になった。
箏の教室は、柏崎三曲会の主催で小学3年から6年生まで13人が参加。桑山秀子さん、相沢タケ子さんらの指導で「さくらさくら」「うさぎ」など昔から親しまれた曲の数々を練習する。「子供たちはリズム感、音感があるので、すぐに慣れた。正座はちょっと難しいようだが、音楽性はばっちり」と講師陣。
参加者の1人、半田小6年・小石川楓さんは「前に少し弾いたことがあるが、友だちと一緒にまたやってみようと思った。箏の音色は気持ちがいい」と笑顔で話した。月2回程度の練習日が設けられ、発表会は来年3月18日。希望者は尺八にも挑戦する。
一方、日本舞踊は、こども教室育成会の主催で小学1年から中学3年生まで30人。日本舞踊師匠の藤間藤三和さん、藤間勘恒美さん、社中の名取りから「さくらさくら」「佐渡おけさ」「歌舞伎踊」を習う。扇子を持ち、真剣に踊る子供たちに、2人の師匠は「一生懸命で、覚えがいい」「やる気があり、前向きさを感じる」と見守る。
(2005/ 9/14)
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