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西山・長嶺の大池にハクチョウ飛来

　市内西山町長嶺の大池に28日、冬の訪れを告げるハクチョウが今シーズン初めて飛来した。

　大池は国道116号の北側にある周囲約1キロの農業用ため池。中越地震で周囲が沈下し、復旧工事が急ピッチで行われている。8月に水が抜かれ、今はわずかに水たまりが残るだけ。28日夕までに幼鳥連れのファミリー5羽を含め、7羽の飛来が確認された。

　近くに住む庭山進さん(69)は「ここ11年間、初飛来は10月25日ごろから28日ごろ。水がなくても、いつもの時期にやって来た」と話している。大池は27年前からハクチョウが飛来し、近年、幼鳥連れのファミリーが増えている。オオハクチョウが多く、昼間も間近に見られるため家族連れなどに喜ばれている。

(2005/10/29)

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