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「新潟県100の指標」で刈羽村の財政力突出
県はこのほど、「新潟県１００の指標」の2006年度版を刊行した。人口・社会・経済など百項目を選んで都道府県と県内市町村の数値を大きい順に並べたデータ集だ。原発財源を持つ柏崎市と刈羽村は、前年に引き続き財政面で優位にあることが分かり、特に刈羽村の財政力が突出している。
市町村編の調査時点は2004年か05年のデータが中心で、市町村合併が進行したため、市町村数は各指標によって一定していない。
柏崎市は財政力指数が0.902で、市ではトップ、全県で4位。産業面では、製造業の従事者数、農家数が3位だ。市町村民所得2698億4500万円は、新潟、長岡、三条に次いで4位だった。一方、他市町村・県外への通勤・通学者を常住人口に対する割合で見た人口流出率が50.4％で、粟島浦村以外では最低。持ち家比率73.1％、1世帯当たりの住宅延べ面積127.9平方メートルはともに104位と低い。肺がん検診受診率は2位。
刈羽村は財政力指数が1.723と高く、同様に財政が豊かな聖籠町、湯沢町を抑えてトップを維持したほか、公債費負担比率、地方債残高が県内で最も低いという健全財政だ。
(2006/ 8/22)
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