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柏高でウラン化合物を無許可保管
文部科学省と県は25日、柏崎高校(玉木正一校長)で天然ウランの一種である核燃料物質のウラン化合物が無許可のまま、化学準備室の薬品庫で保管されていたと発表した。同省原子力安全課では「放射線障害の恐れ、環境への影響はない」とし、許可申請の上、同校で引き続き安全に管理するよう指導した。
同校によると、21日、校舎一階の同準備室の奥にある薬品庫でスチール製キャビネット内の不要薬品を廃棄作業中、ウラン化合物の黄色い結晶が入った古いガラス瓶2本を見つけた。キャビネットは上下2段。「毒物」と書かれた上の引き出しの中にあり、1本には「硝酸ウラニウム」と書かれたラベルが張り直されていた。ウラン量は計336グラム。瓶の底には溶液があった。原子炉等規制法では300グラムを超える天然ウランは国の使用許可が必要だ。
同校の依頼で23日、県放射線監視センターが周囲の放射線量を測定した結果、室内の薬品庫外側で1時間当たり0.1マイクロシーベルト以下と、屋外とほぼ同じだった。
(2006/ 8/26)
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