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北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)


柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)


JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)

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高柳で知事とのタウンミーティング

 「中山間地の魅力を活(い)かした『住んでよし、訪れてよし』の地域づくり」をテーマに、泉田知事とのタウンミーティングが19日、市内高柳町のじょんのび村で行われた。パネルディスカッションでは、人口の流入促進に「本物」の大切さが強調されるとともに、合併後の地域が抱えている課題についての意見も相次いだ。

 今年度5回目の「知事とのタウンミーティング」。高柳の地域づくりを通じて、中山間地の人口流入促進・流出防止策の可能性を探ることを目的とした。パネリストは泉田知事のほか、じょんのびだより編集長・大橋勝彦さん、越後門出和紙代表・小林康生さん、月湯女荘別館食堂料理長・鈴木浩二さん、門出小PTA・村田みどりさん。コーディネーターは鈴木輝隆・江戸川大社会学部教授が務めた。

 最初に鈴木教授が、日本全体の人口減少、中山間地で若者の流出と中高年世代の移住が増えている現状、団塊の世代が定年退職を迎えるという時代背景を解説し、「条件不利地と呼ばれる地域がどう『住んでよし、訪れてよし』を進めていくか」と問題提起。地元パネリストからは、きれいな水や土で育った米、野菜のおいしさ、自然の美しさ、子どもたちの元気な様子などが語られ、泉田知事も「本物でないとダメだということだろう。教育と医療、美しい町並みや自然は住みやすさの必須条件と感じた」と強調した。

(2006/12/20)

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