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MOX燃料異議申し立てを棄却
東京電力柏崎刈羽原発3号機のプルサーマルで使うとしたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料をめぐり、経済産業省原子力安全・保安院は30日、同省の検査合格に対し地元反原発3団体などが2001年に出した異議申し立てを棄却したと発表した。3号機のプルサーマル計画の地元了解は東電のトラブル隠しで取り消されている。今年6月に同省が意見聴取会を通知したが、申立人側は「何を今さら」と反発して不参加になった経過がある。
この燃料は、東電がベルギーの加工会社で製造した28体。旧通産省が01年4月に輸入燃料体合格証を交付。しかし、関西電力高浜原発用MOX燃料の品質データ不正事件があったことから、3団体の市議ら9人は同月、国が加工会社にデータ開示を求めなかったことなどを理由に、行政不服審査法に基づく異議申立書を通産相に提出した。6年半ぶりに出た棄却決定では、検査は技術基準適合性を確認しており、違法・不法な点はないとし、事件を受けて東電に品質管理状況の再確認を指示して現地調査をしたことなども理由に挙げた。
(2007/10/31)
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