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北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
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地震後の心のケア目指し健康相談会
市は、中越沖地震で被災した住民の心のケアを目指し、11月29日から「災害後の心の健康相談会」をスタートさせた。初日は駅前一の駅前ふれあい広場仮設団地の集会所で行われ、集まった人たちは和やかに医師の話に聴き入った。
健康相談会は、災害後は誰もがストレスを感じ、心や体が疲れやすくなることから、健康管理を学んでもらうことが狙い。専門医、医療相談員、市保健師による出前講座≠ニして計画した。
初日は柏崎厚生病院の松田ひろし院長が「地震と精神健康」として、災害後の持病の悪化、うつ病など体や心の病気、アルコール依存症など不適応行動の例を説明した。また、トラウマ反応、PTSDの症状例を挙げた。ストレスへの対応として、休養などの大切さを述べ、「やらなくてもいいものは、自分に無理をかけない」などと述べた。
集まった人たちからは「地震後は集中力が途切れるようになった」「忘れっぽくなったので、しょっちゅうメモを取るようにしている」などの声も。松田院長らは「誰にも起こりうることでいつか自然によくなることもあるし、気になったら専門医に相談したり、人に話したりすることも効果がある」と助言した。
(2007/12/ 1)
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