PHOTOニュース

北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
珠玉の作品、近代美術館巡回展始まる
県立近代美術館(長岡市)の中越沖地震復興祈念「巡回ミュージアムin柏崎」(同美術館、県教委、市教委主催)が22日から市立図書館・ソフィアセンターで始まり、選び抜かれた作品の数々で訪れた人たちを魅了している。
会場には「日本の画家」「新潟県ゆかりの作家」「外国の作家」「柏崎ゆかりの作家」のゾーンに分け、加山又造、土田麦僊、牧野虎雄、安井曾太郎ら40人、49点の作品を展示した。柏崎関係では、中村彝の「洲崎義郎の肖像」(1919年)をはじめ、国領経郎、村山径ら9人の作品がそろった。
訪れた人たちは日本画、洋画、彫刻・工芸などの作品に見入り、作者のプロフィルの一端にもふれた。ミレーの影響を受けたと思われるジュリアン・デュプレの「羊飼い」(1883年)から2000年代の作品までがあり、充実感を感じさせる。
市内鯨波の実家に帰省中の会社員・田辺裕子さんは「柏崎でこのような作品展が開かれることは素晴らしい。間近に本物の作品が見られ、いい思い出になった。中越沖地震ではいろいろなことがあったが、作品鑑賞を通し、心が豊かになり、癒やされる」と話し、家族と一緒に鑑賞した。
会期中は無休。時間は平日が午前9時半から午後7時、土・日曜が午後5時まで。入場無料。
(2008/ 8/23)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。