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柏崎原発が制御棒結合不良で保安規定違反

 東京電力柏崎刈羽原発6号機(改良型沸騰水型、出力135万6000キロワット)で、205本ある制御棒のうちの1本が駆動機構とつながっていなかったトラブルで、同社は12日、制御棒交換時の作業手順書が不備だったことなどが原因だとする調査結果を発表した。報告を受けた経済産業省原子力安全・保安院は同日、安全上重要な設備で管理に問題があったとして保安規定違反と判断。東電に厳重注意を行うとともに、改善指示を出した。

 6号機は中越沖地震前の昨年5月から定期検査で止まっており、この制御棒は6月に交換した。炉内水中にワイヤでつり下げた装置で制御棒を取り付けた際、駆動機構の上に乗っただけで、かみ合っていなかった。本来、装置に付いている荷重計の変化で気付くが、手順書にその注意事項が十分に書いてなく、担当者の誤判断もあった。結合確認試験では駆動機構分解点検時の手順書が使われていたために結合不良を見つけられず、中越沖地震後の今年6月に実施した点検試験でようやく判明した。

(2008/ 9/13)

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