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えんま堂例祭、太鼓が響く
中越沖地震のつめあとが今なお残る市文化財・閻魔(えんま)堂(市内東本町2、今井徹郎堂守)の秋の例祭が15日行われた。旧本町7丁目の女性有志を中心にしたグループ「セブンさぽーたーズ・えんまの手鏡」(石川真理子世話人代表)の協力で甘酒が振る舞われ、柏崎小児童の太鼓の音が秋空に響いた。
閻魔堂は数度の火災で類焼し、現在の土蔵造りの堂は1896(明治29)年、名工・4代目篠田宗吉によって建てられた。昨年の震災で土台がずれ、内外の土壁が落下。彫刻がほどこされた向拝も倒壊した。堂内は今なお柱をワイヤで固定した状態だ。
春のえんま市に対し、秋の例祭は甘酒を振る舞う行事として親しまれる。今井堂守(67)の読経、えんま十王の話に続き、セブンさぽーたーズが昔ながらに甘酒を出した。柏崎小太鼓クラブ(児童19人)が「えんま太鼓」を8年ぶりに境内で力いっぱいに演奏し、集まった人から盛んに拍手を浴びた。
(2008/10/16)
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