PHOTOニュース

北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
>>過去記事一覧
書家・真貝さんが25日まで個展
市内栄町、書道家・真貝洋子さん(84)の作品展「かなの世界に遊ぶ」が15日から、フォンジェ内のテナント・シェリーヴ(中村まち子さん経営)で始まった。中越沖地震で自宅が全壊し、再建までの1年半を市外で過ごした真貝さんにとって、記念の作品展。再び柏崎に戻った喜びと感謝の気持ちを、地震の難を逃れた作品とともに表した。
真貝さんは地震後、全壊した自宅から身内、ボランティアの手を借り、それまで書きためた数百点の書作品をすべて救出。市内の親せきに預かってもらいながら、自身は夫と一緒に、埼玉県で暮らす長男の家の近くのアパートを借りていた。1年半ぶりに家の再建を果たし、このほど住み慣れた柏崎に戻った。
個展は、真貝さんが教員を務めた中学時代の教え子の中村さん(59)の声がけで実現した。展示は額、軸、折り帳、色紙など大小約50点。「百人一首」を中心の題材は、かな、挿絵が優しさを呼ぶ。お気に入りの貞心尼の歌、4メートルの大作の「針切」など“蔵出し”の作品がずらり。アパート生活で取り組んだ「春の小川」など童謡集も春待つ心でつづられた。
(2009/ 1/16)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。