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柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

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EVの「助っ人車」完成
低炭素社会に向けた経済産業省の技術シーズ発掘・社会システム実証モデルの一環として、電気自動車(EV)の「助っ人EV」試作車1号・2号が世界で初めて完成し、発表会が20日、新潟工科大で開かれた。柏崎・刈羽地域は、経産省の「EV・pHV(ハイブリッド)タウン構想」のモデル地域に指定されている。
助っ人EVは、三菱自動車のEV「アイ・ミーブ」をベースに、市内のサイカワや県工業技術総合研究所、東京電力が市内多くの企業の協力を得て開発した。電池切れで動けなくなったEVに急速充電を行う。年度内には市内で十数台となるEVの「走る充電器」としての活躍が期待されている。
発表会ではサイカワの西川正男社長が開発の経緯を説明した後、三菱自動車の田中貴久・EV企画グループマネージャーが新たな充電器のプログラムの開発に触れて、今後の実証試験にも協力していく考えを披露した。柏崎タクシーのEVタクシーや、市、東電、サイカワなどが所有するEVが勢ぞろいし発表を祝った。
柏崎商工会議所・電気自動車研究会の会長でもある松村保雄・同商議所会頭が助っ人EV1号からの充電を実際に行って実証試験の開始とした。
(2009/11/21)
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