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北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
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産大・工科大が市の委託研究を報告
市と2大学は昨年、連携協定を結んだ。市の調査委託は3年目で、報告会には市、柏崎商工会議所、大学から約40人が参加した。工科大は今田剛准教授が原子力発電所と理系大学の人材育成をめぐる産官学連携について福井、青森県内の取り組みを報告。福井工大の原子力技術応用工学科では昨春卒業の1期生14人中、11人が原子力関連に就職、八戸工業大が昨年設けた「原子力履修コース」では1年生300人中、200人が受講したと述べた。
新潟工科大は昨年、原子力安全基盤機構(JNES)、東京電力と協定を結び、学内で今秋設置する「原子力耐震・構造研究拠点」の整備を進めている。地域産学交流センターの宮沢正幸教授は「情報を整理して安全確認と安心システム、警報、避難にもつなげる『見える化』の仕組みづくりが必要だ」と述べた。
一方、産大は昨年に続き、阿部雅明准教授が地元商店での購買促進や地産地消から、最終的に「米本位制」を目指す地域通貨導入の取り組みを報告した。09年度は学生のボランティア活動に学内通貨を交付する流通実験で754枚を配り、学内食堂など3店舗で648枚を回収。地域通貨PRのホームページを作り、柏崎のグルメ、イベントを紹介した。
(2010/ 6/11)
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