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北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)


柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)


JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)

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黒滝の吉田さんが「昭和の稲作」を本に

 県農業改良普及員や切り花菊の産地化などで活躍した市内黒滝の吉田潔磨さん(84)がこのほど、「ふるさと 昭和の稲作」の本(B5判164ページ)をまとめた。前半は苗作り、肥料、水管理などを技術者として客観的に記し、後半は長年親しんできた俳句と短歌で農業の楽しさ、減反などへの憤りの心情を表している。

 吉田さんは1926年5月生まれで、同年12月に元号が大正から昭和に変わった。それだけに昭和の時代への思いは強く、「昭和の稲作を記録に残したい」という気持ちが年々高まったという。稲作をもみの選別、田植え、稲刈りなど25の作業に分け、特に食糧増産から生産調整へと大きく農業が変ぼうした戦後から1960年代を中心にまとめた。

(2010/ 8/ 3)

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