PHOTOニュース

北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)


柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)


JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)

>>過去記事一覧
連合東京が高柳の高齢者宅で雪かきボランティア

 市内高柳町で労働組合「連合東京」の青年委員会が高齢者宅などで除雪ボランティア活動を行った。参加者は慣れない雪かきに苦戦しながらも、住民と交流を深め、汗を流した。

 雪国ボランティア活動は連合東京の結成5周年事業として、旧高柳町だった1995年から始まり、今年で31回目。これまでに延べ約1859人が参加している。さらに連合東京は2016年に市と「ふれあい交流協定」を締結。活動を機に年間を通じて高柳を訪れる人もいるという。

 今回は8・9日に66人が来柏。8日は栃ケ原や坪野など4集落でボランティア作業を実施した。このうち、門出では約20人が高齢者宅を訪れた。この日は寒波の影響によって住宅1階部分が埋まるほどの積雪があり、参加者は「別世界みたい」と驚いた。

 除雪を初めて経験する人も多く、最初は足を滑らせるなど苦戦する姿もあったが、地域住民からアドバイスを受けながら、スノーダンプを使って雪の塊を運んだ。同所の中村義太郎さん★93は「高齢なので高所作業は厳しい。若い人たちから手伝ってもらって、本当に助かった」と感謝した。

 青年委員会副委員長の佐藤紀幸さん★28=東京都=は「初めて高柳に来たが、雪の多さにびっくりした。自分たちの活動が少しでも地域貢献になったのならうれしい限り。30年以上も続いている高柳との縁を今後もつないでいければいい」と話した。

……………………………

高柳地域で除雪ボランティアに取り組む連合東京の青年委員会=8日、市内高柳町門出

(2025/ 2/10)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。